打ち豆は、大豆をつぶして乾燥させた保存食。東北や北陸地方で冬場の貴重なタンパク源として、古くから食べられてきた。黄色い大豆だけでなく、青大豆や黒大豆を使ったものもある。
さっと洗ってそのままでも使え、火も通りやすいので手軽。ゆでてごまと酢であえたり、サラダに入れたり、煮物にしたり。ひき肉の代わりにカレーやミートソース、マーボー豆腐などに入れてもおいしい。
今回のレシピは切り干し大根と合わせたみそ汁。だしは煮干しと昆布を合わせると相乗効果でうまみが増す。煮干しだしはカツオなどに比べてどっしりとコクがあり、みそ汁向き。煮干しは頭を取り、二つに割ってはらわたを抜くと臭みや雑味が抑えられる。
■材料(3人分程度)
打ち豆20グラム、切り干し大根10グラム、だし汁(水500ミリリットル、煮干し5グラム、昆布5グラム)、みそ、ネギ各適量
■作り方
①鍋に水を入れ、煮干しと昆布を漬けて30分以上(できれば一晩)置く
②鍋を中火にかける。沸騰する直前に昆布を取り出す。沸騰してきたら火を弱めてあくを取り、さらに5分ほど煮出し、煮干しを取り除く
③打ち豆はさっと洗い、切り干し大根は適当な大きさに切る。それぞれ5~10分水に漬け水を切る
④鍋に❸を加え、10分ほど中火で煮る(煮加減はお好みで)。火を止め、みそを溶く
⑤器に盛り、刻んだネギをのせて完成
(新谷琴美・蒲原屋代表、かんぶつマエストロ中級=静岡市清水区)
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