こんにちは! ベトナムとアジア料理研究家のKi Yamamotoです。
ベトナムに毎年行く僕が、ベトナム人の妻の実家で食べさせてもらった家メシの1つに「魚のトマト煮」があります。その味を思い出しながら、家にあるサバの水煮缶で作ったのが、今回ご紹介する「サバのトマト煮」です。
僕が現地で食べたのは淡水の魚(おそらく鯉)を使ったものでしたが、妻のお母さん曰くサバで作ることも多いそう。トマトもサバも、ベトナムでもよく使われる食材なんです。
味の決め手は、魚のうま味たっぷりのニョクマム。うま味と塩気で米にめちゃくちゃ合いますよ! トマトのさわやかな酸味としっとりしたサバの食感、そして、しょうがの香りもたまらない魚のおかずです。
サバ缶とトマト缶を使って10分以内で完成の簡単レシピなので、ぜひ作ってみてくださいね。
Ki Yamamotoの「サバのトマト煮」
【材料】(1人分)
- サバ水煮缶 1缶
- トマト缶(カットタイプ) 150g程度
- しょうが 5g
- 鷹の爪 1本
- 小ねぎ 1本
- サラダ油 小さじ2
- ニョクマム(ナンプラーでもOK) 小さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 水 大さじ2
作り方
1. しょうがはよく洗い、皮付きのまません切りにします。小ねぎは4cmくらいの長さに切ります。鷹の爪は種を取って小口切りにします。
2. フライパンにサラダ油を引いたら、弱火でしょうがを炒めます。
3. しょうがの香りが立ってきたらトマト缶、ニョクマム、砂糖、水、鷹の爪も入れます。
あまり強い火にかけると赤いソースがキッチンや洋服に飛び散ってしまうことがあるので、火加減は弱火のままでOKです。
4. 3に汁気を切ったサバの身を加え、
スプーンなどでサバにソースをかけながら2~3分温めます。
5. 仕上げに小ねぎを入れたら、サッと混ぜ合わせて器に盛り付けます。
さわやかでコクのあるトマトソースでサバを食べる!
ベトナム家メシ風「サバのトマト煮」の完成です。しょうがとトマトのさわやかな香り、そして赤いトマトソースが食欲をそそります!
サッと煮るくらいなのでサバの身はホロッとやわらか。ソースを絡めて、炊き立ての白メシにど~んとのっけていただきます。ニョクマムの塩辛さとコク、トマトの酸味もあるソースがうま味のあるサバとよく合って、これは白メシがすすみます!
ほんのり感じる鷹の爪の辛味もいいアクセントに。そして、しょうがの風味が口の中をリセットしてくれて食べ飽きない美味しさですよ。
ちなみに、このトマト煮はサバ缶にかえて生サバの切り身で作っても美味しいです。
サバは半身1枚が1~2人分の目安。トマト缶も調味料も同じ分量でOKです。
サバの切り身は食べやすいように腹骨を取り除き、大きければ半分に切ります。皮に破れにくいように十字に切り込みを入れ、両面に塩、こしょうをそれぞれひとつまみ振って下味を付けたら、
フライパンにサラダ油を少量引き、中火で皮目から3分、
焼き色が付いたらひっくり返してさらに2分ほど焼いて、サバに火を通して一度取り出します。
あとはサバ缶で作る時と同じ。サバを焼いたフライパンでしょうがを炒め(足りなければサラダ油を足してください)、トマト缶、調味料を入れてサバを戻します。
切り身で作ると見た目のボリュームはアップ! サバの脂のうま味、焼いたサバの香ばしさも加わって贅沢な仕上がりですよ。
白メシがすすむ魚のおかず。ニョクマムがなければナンプラーを使ってもOKですので、ぜひ作ってみてください。それではまた次の記事で会いましょう!
作った人:Ki Yamamoto
ベトナムとアジア料理研究家。調理師免許を取得後、都内の高級中国料理店で修行。その後、ベトナム人の妻URIちゃんとの出会いをきっかけに二人で一緒にベトナム料理を学ぶ。家でできるアジアご飯をテーマに、アジア各国の美味しいもののレシピや調味料、食文化に関する情報などを発信中。名前の読み方は「キーヤマモト」。好物は麺類全般。
企画協力:レシピブログ
テレビや雑誌で活躍する人気料理家やフーディスト・17,000名が参加する料理ブログのポータルサイト。毎日のおかずやお弁当、お菓子など120万件のレシピを無料で検索できる。
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