ごきげんよう、アスキーグルメの食いしん坊記者、ナベコです。本日8月29日は年に1度の“焼肉の日”。8(やき)29(にく)の語呂合わせなんですね。これにかこつけて、スーパーなどでも焼肉を宣伝しているものですから、ついつい食べたくなっちゃいます!
焼肉に欠かせないのが焼肉のタレ。1回で使い切れなかったら、「また次、焼肉する時に……」でもいいけれど、焼肉のタレは焼肉以外でもいろいろな料理に使えるんですよ。
「黄金の味」でお馴染みのエバラ食品は公式サイト内の「おいしいレシピ」で、黄金の味や焼肉のたれを活用したアレンジレシピを膨大に紹介しています。これでもかというほど料理の数が多く、ザッと見るだけでもアイデアが湧いてくるのでオススメです。
中でもびっくりしたのが、黄金の味とコーラで作る「ルーローハン」。
コーラって、あのコカ・コーラやペプシとかのコーラですよ!
あまりに驚いたので、本当に黄金の味とコーラで本当にルーローハンがおいしく出来上がるのか試してみましたよ。
エバラ公式の「ルーローハン」レシピ
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▼材料(1人分)
豚バラブロック肉:100g
コーラ:1/3カップ(約67ml)
[漬けだれ]
エバラ黄金の味 辛口:大さじ2
五香粉:小さじ1/4
おろし生姜:小さじ1
(その他)
ごはん:どんぶり1杯分(約200g)
ゆで卵、小ねぎ(小口切り):適宜
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▼ルーローハンの作り方
① 豚肉は1cm角に切ります。
② ①をジッパー付きのポリエチレン袋に入れ、[漬けだれ]の材料を加えて袋の上からもみ込み、15分以上漬け込みます。(時間外)
③ 鍋にコーラを入れて中火にかけ、沸騰したら(2)を入れます。
④ 蓋をして、吹きこぼれない程度の火加減で約10分煮込みます。 ⑤ 器にごはんを盛り、(4)を煮汁ごとかけて、出来あがりです。
⑥ ※お好みでゆで卵や小ねぎを添えてお召しあがりください。
公式のサイトはコチラ→エバラ おいしいレシピ「ルーローハン」
黄金の味とコーラで「ルーローハン」を作る
調理時間は20分(+お肉漬け込み時間)です。20分ときくと簡単そう。やってみよう!
レシピをもとにナベコ流に作っていくので、あくまで実践編です。
材料はざっくりこんな感じ。この他、付け合わせはお好みで。
エバラ黄金の味 辛口とコーラ。う~ん、縁がありそうでなさそうな組み合わせですね。黄金の味は中辛などもありますが、今回のレシピだと「辛口」が良いようです。
五香紛と書いて“ウーシャンフェン”と読みます。八角など、台湾グルメに欠かせない香辛料がブレンドされたものですね。私は、玉子スープにこれをかけるだけでも台湾風になるので、好きで買い揃えていましたが、あまりメジャーな香辛料ではないので初めて見た方もいると思います。
そこまで大きくないスーパーでも手に入るで、揃えておくようにしましょう(18gのボトルで300円くらいです)。
“豚バラブロック肉”がなかったので、替わりに、スーパーで手に入ったカレー用の豚バラ肉を使用します。写真は1人前、およそ100gです。
レシピでは、1cm角に切るようにありますが、あまり大きくないのこのままで使っちゃいます。て、手抜きですけど、いいじゃないですか。
お肉をジップロックに入れ、黄金の味 辛口と五香紛、おろし生姜を加えて、軽く揉みこんで冷蔵庫で15分以上放置。この間に付け合わせのゆで玉子、小松菜の準備を進めました。
お肉をしっかり寝かしたら本番です。コーラを鍋に注いで火を付けます。分量は1/3カップ(約67ml)と記載されていましたが、ちょっと多くなっちゃったかも。まあ、大丈夫ですよね。料理はフィーリングです!
見た目はめんつゆですが、コーラですよ!
コーラが煮立ってきたら、漬け込んでおいたお肉をドボン。
蓋をしめて10分。火が強いと吹きこぼれそうなので、中火~弱火に調整しておくとよさそうです。
待つこと8分くらい。黄金のタレに漬け込んだお肉を煮ているわけですから、いい香りが立ってきます。コーラの香り? そうですね、コーラの香りも混ざっているんですけど、不自然じゃないですよね。生姜とかのスパイシーな香りが混ざっている感じです。う~ん、不思議。
9分くらいで蓋を開けると、いい感じ。これ以上火を加えると焦げつきそうなので、少し早めに切り上げました。火力や鍋の状態によって、早く煮え切ってしまうこともあるので、鍋はしっかり見守っておくといいかも。
鍋に残ったタレまでかけます。
彩りに、ゆで玉子と小松菜を添えました。これで出来上がり!
公式レシピにはゆで玉子と小ねぎと書かれていましたが、台湾のルーローハンは青菜を添えていることが多いので小松菜にしました。添え物はあってもなくてもどちらでもオーケー。
気になるルーローハンの味は?
見てください、このテリテリのお肉! 豚バラの脂みの部分が光っています。ちょっと焦げついてしまったのが我ながら惜しいです。
気になるのは味。コーラを使って煮込んでいますが、はたしてどうなんでしょう?
ご飯と一緒にかっこんでみると、文句なしにウマイ……!!
お肉が柔らかくて、そこに醤油やにんにく、生姜がきいたコッテリした味が染み込んでいて、ご飯が進みます。ベースが黄金の味ですから、間違いないですよね。五香粉由来のエスニックなそそる香りもバッチリで、確かに「ルーローハン」らしいです。……むむ、台湾で食べたルーローハンはもっと脂がトロトロしていたような。いやいや、これは、エバラさんが考えてくれた簡単に楽しめる黄金の味のアレンジレシピです。本場らしいかどうかはさておき、ご飯をおいしく食べられるガッツキ飯としてグッジョブ!
それにしても、コーラ、どこいったんだ?
少し調べてみると、コーラを使った煮込み料理のレシピってけっこうあるんですね。コーラをお肉と一緒に煮こむと、炭酸の作用から柔らかくしてくれて、さらに甘みも加えてくれるため、みりんや砂糖いらずでコク深い煮込み料理になるんだとか。
実際に出来上がったルーロ―ハンは、コーラを使ったと思わせる主張はすっかり消えています。ですので、決して“とんでも料理”なんかじゃない。
だけど、コーラ好きな私としては、コーラの風味が少し残っていたほうがおもしろかったけどな~(笑)
茹で玉子に味が足りなかったのでマヨネーズもかけてみました。うお~、これもコッテリうまうま。
火加減かもしれませんが、汁気があまり残らなかったので、台湾で食べた「台鉄弁当」のポークリブ弁当を思い出しました。とろとろ系のルーローハンとはちょっと違いますが、台湾のお肉グルメには完全に合致しています。
ほお~、これ鶏肉にも応用できそう。味付けがすごくおいしいので、リピしていろいろ試してみたいです!
エバラの中の人に聞いたところ「漬け込み」がポイント
エバラ食品のレシピ開発担当者についてルーローハンのレシピのポイントについてお尋ねしたところ、大切なのは“漬け込み”だそうです。
「お肉に『黄金の味』を漬け込むことで、やわらかくジューシーに仕上がります。さらに五香粉(ウーシャンフェン)とおろし生姜を一緒に漬け込んでいるので、風味もしっかり染み込みます。(エバラ担当者)」
エバラの公式サイト内の「お肉の参考書 漬けワザのススメ」では、たれに含まれる有機酸の働きでお肉の筋繊維にすき間が生じて、そこに糖やアミノ酸が入り込み、肉汁の流出を抑えるためジューシーに仕上がると紹介されています。今回のレシピでもお肉を15分以上漬け込んでいます。ゴロッとした豚肉でしたが(私が手間を省いて切らなかったから…)、柔らかくいただけたのはそのおかげでしょう。
エバラの担当者によると、黄金の味は醤油や香味野菜などさまざまな原料をブレンドしているので、炒め物の味付けや、からあげの下味にもオススメなんだとか。意外なことに、スイーツ系にも使えるそうです。 黄金の味を使用して、キャラメルポップコーン(レシピ)や、フレンチトースト(レシピ)もおいしくできるんですって。想像がつかない!
焼肉の日に焼肉を食べたけど、タレを使いきらなかったという人は、エバラのアレンジレシピを参考にいろいろ活用してみてはいかがでしょう。
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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