『SUITS/スーツ2』第7話完全版
甲斐(織田裕二)に突き付けられたのは、賠償金5億円と弁護士資格のはく奪――。
甲斐とチカ(鈴木保奈美)は、甲斐を訴えた弁護士・富樫(髙嶋政宏)を呼び、和解の可能性を探った。だが富樫は、「コースタル・モーターズ」訴訟で、甲斐が重要な証拠となるはずだった社内メモを隠蔽したのは明らかだとして、和解交渉の余地はないと返す。さらに富樫は、甲斐を子ども扱いすると彼の母親まで侮辱して挑発した。甲斐は、思わず富樫に掴みかかってしまう。
チカは、甲斐の代理人として法廷で戦うつもりだった。だが、事態を重く受け止めた上杉(吉田鋼太郎)は、ファーム内にも甲斐を疑っているメンバーがいるため、彼らに無実を証明し、裁判で勝ち目があるのかどうかを見せてほしい、と言い出す。ファーム内で模擬裁判を開き、それを踏まえた上で、裁判で戦うか、和解に応じるかをシニアパートナーによる投票で決めようとする。
模擬裁判で富樫役を務めることになった蟹江(小手伸也)は、さっそく大輔(中島裕翔)に声をかける。甲斐の力になりたいと願う大輔に対し、蟹江のチームに加わるよう命じたのは甲斐自身だった。富樫が予想外の手を使ってくる可能性を考え、大輔にその役割を担わせる。
そんな中、甲斐は、玉井(中村アン)に会いに行き、証言をして欲しいと頼む。しかし玉井は、もう「幸村・上杉法律事務所」のことは忘れた、といって甲斐の申し出を拒絶する。
同じころ、模擬裁判の練習をしていた大輔は、真琴(新木優子)の言葉からヒントを得て、甲斐と“対決”するための作戦を思いつき、蟹江に進言する。
模擬裁判初日。蟹江は、証言台に立った甲斐に、アソシエイトだった当時、同僚の大事なファイルを隠した件を持ち出し、情報を隠し、自分は知らないとシラを切り、本当のことを言わないまま数年が経ってもなお罪を認めない、と責めた。ただし、コースタル・モーターズの件は死人が出ており、悪戯では済まされない、というのだ。
続けて蟹江は、甲斐の代理人弁護士であるチカを証人申請した。そこで蟹江は、甲斐がコースタル・モーターズ訴訟で50数億円もの利益を出したことも、甲斐をシニアパートナーに昇格させた理由のひとつであることを認めさせる。ファームに尽くしても、利益を出せなければ評価はゼロ。勝ちにこだわる甲斐ならば、どんな手を使っても勝とうとすると言うのだ。
その夜、大輔は、真琴に玉井役を演じてもらい、模擬裁判の練習をする。しかし真琴は、辛そうだった。
翌朝、大輔は、玉井を訪ね、甲斐のために証言をしてほしいと頼みに行く。しかし玉井は、耳を貸そうとはしない。大輔は、かつて真琴に真実を話そうとした際に、甲斐を裏切らないでほしいと玉井から言われたことを切り出し、甲斐を救えるのは玉井だけだと訴えた。
模擬裁判2日目。真琴は、玉井役で証言台に立った。するとそこに、玉井が姿を現す。しかし玉井は、大輔の質問に対して黙秘を貫く。業を煮やした蟹江は、大輔に代わって玉井への質問を始めた。甲斐のためなら何でもやるのは彼のことを愛しているからではないのか、と執拗に責める蟹江。玉井は必死に耐えていたが、ついにこらえきれなくなり、部屋を飛び出す。
休憩中、甲斐は、やり過ぎだと蟹江を非難した。すると蟹江は、富樫ならあれくらいやる、と返し、これは遊びではなくすべて君を助けるためだ、と怒りをぶちまけた。「悪いのは誰だ?あの美しい玉井くんが嫌な思いをしたのも、君のせいだろ」。蟹江は甲斐にそう言い放った。
模擬裁判が再開されると、大輔は蟹江を制し、こんな裁判は終わりにする、と言って質問に立つ。大輔は、不正をしたことがあるかと甲斐に問いかけた。それに対して、弁護士として不正をしたことはない、と返す甲斐。その言葉をとらえた大輔は、甲斐が検事時代に上司の不正隠蔽に加担したことを持ち出し、隠蔽体質があると返した。検事時代のことを明かさず、「弁護士として」と前置きしてこの法廷の場でも不正を隠した、というのだ。甲斐は、大輔の鋭い指摘を野球に例えて、次は何を投げるのか、と返す。すると大輔は、もうジョークを言っていられる立場じゃない、と告げて質問を終えた。
その夜、大輔は、富樫がかかわった裁判の資料を調べていた。富樫が不正をした証拠を探していたのだ。それを知った上杉は、模擬裁判が終わったら手伝うと約束する。
同じころ、帰宅しようとしていたチカは、やってきた真琴に、今回の模擬裁判はどうかと問いかけた。真琴は、勉強になると言いつつ、裁判が嫌いになってしまいそうだと打ち明けた。するとチカは、模擬裁判は終わっていない、と返し、男はいつも強がっている、と続けた。「隙の無い男は可愛くない。男の隙は女が作ってあげるものよ」。チカは、そう真琴に告げる。
模擬裁判最終日。チカは、証言台に立った甲斐に、ハーバード・ロースクール時代の模擬裁判の話を切り出す。そこで甲斐のチームは、相手を追い詰めて勝利をつかみかけていたにも関わらず、突然、証拠を取り下げたのだ。不正な証拠だとわかったからだった。そのせいで、甲斐は、チームの仲間たちから罵詈雑言を浴びせられたのだという。
続けてチカは、看護師組合の労使交渉や、大手町スカイビスタの件を取り上げ、甲斐は一匹狼で誤解されやすく、いつも強がっているが、常に人を思いやっている、と主張する。それに対して甲斐は、思いやりがある人は弱く、つけ入られる、と返した。するとチカは、思いやりがない人こそ弱い、といって裁判官役の上杉に目をやった。甲斐が自動車の欠陥を隠蔽し、被害者とその遺族を貶めることはあり得ない、それは甲斐にとっての勝利ではない――チカは、そう主張して質問を終えた。と、拍手をし出した蟹江は、いまの話がフィクションではない証拠はあるのか、とチカに問いかけ、傍聴席に向かって、彼らの言葉に惑わされてはいけない、と訴えた。そこでチカは、そんな蟹江を証人として証言台に立たせた。
チカは、甲斐のことが嫌いだと言う蟹江に、好き嫌いは別として、シニアパートナーに価する人物か、と問いかけた。続く、優秀な弁護士だと思うか、という質問にも「はい」と答えるしかない蟹江。最後にチカは、長い間一緒に仕事をしてきたあなたは甲斐が不正をしたと思うか、と尋ねた。「いいえ」。蟹江はそう答え…。
模擬裁判を終えた甲斐は、スタジアムの誰もいないグランドに立っていた。するとそこに富樫がやってきた。富樫は、甲斐に書類を突きつけ、要求通り、和解条件から甲斐の弁護士資格はく奪を外した、と告げた。富樫は、裏で手をまわしやがって、と怒っていた。
ファームに戻った甲斐は、チカとともに上杉に詰め寄った。和解案は、シニアパートナー全員が1000万円ずつ支払わされることになるが、利益と同時に損失も共有すべきだと言う上杉。チカは、富樫の不正を見つけて脅し、和解を取り付けた上杉を非難した。だが上杉は、ファームのために取り引きしたまでだと返し、富樫が犯した不正の内容すら明かそうとはしなかった。
大輔が資料を片付けていると、そこに甲斐がやってきた。甲斐は、富樫を脅すアイデアは大輔が出したものだと見抜いていた。甲斐は、やってもいない不正なのだから裁判で勝つ、と改めて大輔に告げた。大輔は、甲斐を守るために、玉井も、チカも、蟹江も苦しんでいる、と訴え、和解に応じるよう説得した。それでも甲斐は、上杉のやり方は信用できないという。すると大輔は、勝つことだけが裁判ではないと教えてくれた甲斐のことを尊敬していたが、もうそうではないのならあなたから学ぶことは何もない、と言い残して去っていく。
翌日開かれたシニアパートナー会議では、和解を支持するものと、裁判を支持するものが同数だった。が、どちらにも手を上げていなかった甲斐が和解をしたいと答えたため、今回の一件は和解を進めることになった。ところがその席で、上杉は一連のチカの判断を問題視し、引き続きチカがマネージングパートナーとしてファームのトップに立つか、それとも自分がもう一度取り仕切るか、シニアパートナーたちによる投票によって決めたい、と言い出す。
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August 25, 2020 at 04:59PM
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和解条件は甲斐の弁護士資格はく奪!甲斐とファームの命運をかけた模擬裁判で波乱が!! - フジテレビュー!!
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