公正取引委員会は大阪ガスが、複数の契約がある大口の顧客が、その一部を解約した際、それまでの値引き額を全額返金するよう求めていた契約条件を見直すことになったとして、独占禁止法違反の疑いで行っていた調査を終えることになりました。
公正取引委員会によりますと大阪ガスは工場などを持つ大口の顧客が、複数の事業所をまとめて契約した場合、ガス料金の割り引きを行っていましたが、1か所でも解約するとそれまでの値引き分の全額を返すよう求めたり、高額な解約金を求めたりしていたということです。
公正取引委員会はこうした行為は不公正な取り引きなどを禁じた独占禁止法に違反する疑いがあるとしておととし8月、大阪 中央区の本社を立ち入り検査して調査を進めてきました。
これに対し、大阪ガスは契約条件を見直すことを決めたということです。
公正取引委員会では違反の疑いがある状況も解消されるとして、調査を終えることにしています。
大阪ガスは「契約内容などには問題はなく、誠実に調査に対応した結果、審査が本日終了したと考えています」とコメントしています。
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June 02, 2020 at 02:18PM
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大阪ガス 公正取引委員会の調査受け契約条件見直し - NHK NEWS WEB
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