新興国市場投資の大ベテラン マーク・モビアス氏が、中国株の銘柄選別基準や適度に傷んだ新興国市場について語っている。
こうした緊張関係がすぐに止むとは予想できない。
それでも、すべての問題にもかかわらず中国株の中には高収益で成長している銘柄が多く存在する。
中国市場の一般的な姿を見るのではなく、個別銘柄ごとに見るべきだと思う。
モビアス氏がBloombergで、中国に対して過度な悲観をすべきでないと主張した。
米中摩擦やコロナウィルスにかかわる批判など中国を取り巻く環境は厳しさを増しているが、そうしたマクロの厳しさとは別にミクロにはチャンスが存在するとの考えだ。
同氏は物色する中国株の条件を3つ挙げている。
- 貿易戦争の影響を受けない
- 世界に進出している
- 他社買収が可能なほどバランスシートが強い
モビアス氏は現在実際に投資を進めている最中だとし、具体的な銘柄を挙げるのは控えた。
ただし、一般投資家向けのイメージとしてはアリババ、テンセントのような銘柄だと考えればよいという。
新興国市場投資の草分けとして知られるモビアス氏。
この人が完全な悲観に沈むことはない。
どんなに厳しい環境でも、明るい方向を指し続けるのがこの人であり、だからこそ投資の1つの大きな分野を切り開き、大成功を収めることができるのだろう。
投資家が能天気になるのは良くないことだが、こうした勇気ある楽観を忘れると何もできなくなる。
素直に見習うべきなのではないか。
ただし、それにはそれなりの努力と才能の裏付けが必要になるのも当然だ。
モビアス氏は、苦戦中の国の債務についてもコメントしている。
- 物色できる: アルゼンチン、南アフリカ、トルコ
- 避けるべき: ベネズエラ、ナイジェリア
モビアス氏は避けるべき国も挙げているが、長い目で見ればそうした国は多くないという。
どこかを避けるべきとする唯一の理由は、厳しい為替規制でエグジットができない場合、または外国人の参入に規制がある場合だ。
それ以外は、個別銘柄、個別の債務の銘柄、そして重要なのは個別の株式銘柄にはいつもチャンスがある。
モビアス氏は、コロナ・ショックからの脱出策についても尋ねられている。
同氏はワクチン開発について、大きく注目されているが「そう重要ではない」という。
かわりに同氏らしい楽観的で勇気に溢れる提案をしている。
もっとも、これにはかなり反対意見が多かろう。
ワクチンが仮に年末までにできたとしても、全員がワクチン接種を終えるには長い時間がかかる。
この状況から抜け出す唯一の方法は、みんなが職場に戻る、街に出て買い物をすることだ。・・・
唯一の解決策、特に病気に対する抵抗力の強い若者が多い新興国市場にとっての解決策は、ワクチンを待たないことだと思う。
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May 24, 2020 at 01:02PM
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投資できる中国株の3条件:マーク・モビアス - フィナンシャル・ポインター
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