10日のヨーロッパの株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、この日から全土で人の移動を制限する措置が始まったイタリアのミラノ市場で下落率が３％を超えるなど、主な市場で株価が前日に続く値下がりとなりました。
10日のヨーロッパの株式市場は、取り引き開始直後には前日に大幅に値下がりした銘柄を買い戻す動きが広がって株価は上昇しました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感は根強く、その後は売り注文が出て徐々に値を下げる展開となりました。
結局、主な市場の株価指数の終値は前日と比べて、全土で人の移動を制限する異例の措置が始まったイタリアのミラノ市場でおよそ3.3％と大幅に値下がりしました。またパリ市場でおよそ1.5％、ドイツのフランクフルト市場でおよそ1.4％、ロンドン市場でおよそ0.1％、それぞれ値下がりしました。
市場関係者は「ヨーロッパの経済に深刻な影響が広がることへの投資家の懸念は強いままで、金融市場は不安定な状態が続いている」と話しています。
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March 11, 2020 at 02:45AM
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欧州株式市場 ミラノ市場で下落率３％超える - NHK NEWS WEB
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