ネット通販「楽天市場」で、一定額以上の買い物をした場合の送料を無料にする取り組みが公正取引委員会の調査が続く中、当初目指していた一律での導入ではなく、出店者が選ぶ形で18日から始まりました。
楽天は利用者に送料体系をわかりやすくすることをねらって、「楽天市場」で3980円以上の買い物をした場合の送料を無料にする取り組みを18日から始めました。
会社は当初、一律に無料化を導入する計画を打ち出し、これに対して公正取引委員会は出店者に対する優越的な立場を利用した、不当な要求にあたる疑いがあるとして調査を始めました。
その後、会社は新型コロナウイルスの感染拡大で店舗に影響が出ていることを理由に一律での導入を見直し、取り組みに参加するかどうかを出店者が選ぶ形での開始になりました。
およそ5万店のうち、18日の時点で取り組みに参加した出店者の数は公表されていません。
一方、「楽天市場」のホームページでは、送料無料化の対象商品かどうかがわかるようになっています。
楽天は「無料化の取り組みに法令上の問題はない」として今後も、店舗に参加を促す方針ですが、公正取引委員会は調査を続けています。
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March 18, 2020 at 01:43PM
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楽天市場「送料無料」選択制で運用開始 - NHK NEWS WEB
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