【ニューヨーク時事】米自動車市場でセダンの販売減少が止まらない。消費者の好みは車高が高く、室内空間の広いスポーツ用多目的車(SUV)に移行。米自動車大手は早々にセダンに見切りをつけたが、日本勢は長年の売れ筋モデルを抱え、縮小する市場に踏みとどまっている。
ゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー・クルーズ」やフォード・モーターの「トーラス」など、米国勢はセダンの主力モデルを相次いで廃止。利幅の大きいSUVやピックアップトラックに経営資源を集中させており、これら大型車が米各社の販売の8~9割に達する。2012年に米新車市場のおよそ半分を占めたセダンは、19年には3割未満に縮小したとみられる。
一方、日本勢の強みは燃費性能に優れるセダンだ。全米保険犯罪協会(NICB)がまとめた18年の盗難車ランキングでは、首位が「シビック」、2位は「アコード」と、ホンダのセダンが前年に続き上位を独占した。関係者は「防犯装備に劣る古いモデルが中心だが、盗まれるのは人気の証し」と話す。
トヨタ自動車のセダン「カムリ」「カローラ」も米新車販売ランキングで常に上位に入るベストセラー。現代自動車など韓国勢もセダンに力を入れるが、販売台数で日本勢には及ばない。
トランプ政権による燃費規制の緩和は大型車の販売に有利に働くとみられ、セダン市場への逆風は続きそうだ。しかし、日系メーカーは「若者を中心に手頃な価格のセダンへの関心は高い」「ガソリン価格が上がれば消費者はセダンに戻ってくる」などと、市場の動向に望みをつないでいる。
【了】
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January 02, 2020 at 08:35AM
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踏みとどまる日本勢=米セダン市場、縮小 - 乗りものニュース
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