こんにちは! 元イタリアン料理人、現役専業主夫料理人パパイズムです。
長年イタリア料理に携わってきた経験を活かして、身近な材料で、家で作れる美味しいパスタレシピを日々研究している私。今回はこってり濃厚なチーズソースパスタを作りたいと思います!
パスタでチーズソースといえば、ブルーチーズのゴルゴンゾーラと生クリームで作る「ゴルゴンゾーラペンネ」や、アメリカの家庭料理「マッケンチーズ」などがありますね。今回はそれらの代表的なチーズソースをお手本に、家で美味しく作れるチーズソースパスタのレシピをご紹介します。
生クリームは使いませんし、チーズも冷蔵庫にあるピザ用チーズでOK。 パスタは、なじみのあるロングパスタでいきましょう。
パパイズムの「うちのチーズパスタ」
【材料】(1人分)
- スパゲッティ 100g
- 水 1.3L
- 塩 13g(パスタ茹で用)+適量
- 玉ねぎ 100g
- 卵(卵黄と卵白に分ける) 1個
- サラダ油 大さじ1
- 牛乳 200ml
- 小麦粉 大さじ1
- バター 10g
- ピザ用チーズ 70g
- コンソメスープの素(顆粒) 小さじ1
- 粉チーズ、粗びき黒こしょう 適量
作り方
1. 玉ねぎは皮をむき、繊維に沿って2~3mmの厚さにスライスします。
2. 容器に小麦粉を入れ、少しずつ牛乳を注いで混ぜ、ダマがなくなるまでしっかりかき混ぜます。
粉の方に液体を少しずつ入れて混ぜていくときれいに混ざりやすいです。
3.スパゲッティを茹でます。鍋や大きめのフライパン(今回は26cmのフライパン使用)に水と塩を入れて沸かします。沸騰したらスパゲッティを入れ、パッケージに書いてある時間のマイナス1分茹でて、コシのあるアルデンテ食感に仕上げます。
4.スパゲッティを茹でている隣でソースを作ります。フライパンにオリーブオイル、玉ねぎを入れ、中火より少し弱めの火加減で3~4分炒めます。
玉ねぎが焦げるとソースが茶色くなってしまうので、弱めの火加減でじっくり炒めて甘みを出します。
5.玉ねぎが透明になりしんなりしたら、バターを入れて溶かし、
2を再度かき混ぜてから注ぎます。
2は混ぜてから時間が経つと小麦粉が牛乳と分離して沈殿することもあるので、入れる直前にもよく混ぜてください。
コンソメスープの素も加えて混ぜ、
中火で1分ほど煮てとろみをつけます。
6. さらにピザ用チーズを入れ、火を止めたら、
かき混ぜながら溶かし、味見をして足りなければ塩適量で味を調えます。
チーズは火を止めてゆっくり溶かすと分離するのを防げます。
7.スパゲッティが茹で上がる直前に、6のソースを中火で温め直し、フツフツとしてきたら火を止めます。スパゲッティが茹で上がったら、トングなどでつかんでソースの入ったフライパンに移します。
大事なことなので毎回書いてしまいますが、ロングパスタもショートパスタも、ザルにあげてザ~ッと湯切りしてからおおよそ5秒以上放置すると、パスタの中の水分まで過剰に抜けてパサパサになってしまいます。そこで、茹で上がったパスタは滴る茹で汁だけを軽く切ってソースと絡めるか、ザルにあげてすぐソースと絡めるのがおすすめです。
8.卵白も入れ、
手早く混ぜ合わせたら器に盛りつけます。
9. くぼみを作って卵黄を落とし、
仕上げに粉チーズ、粗びき黒こしょうをたっぷりかけます。
濃厚なチーズソースがねっとり絡む!
スパゲッティにねっとりと絡んだソースと、立ちのぼるチーズの香り。真っ白なパスタなので、卵黄も存在感があります。
その卵黄をフォークで崩し、とろ~りと流れ出たところをスパゲッティにたっぷり絡めていただきます。う~ん、美味しい! チーズの濃厚さがインパクト大で、シチューのような、グラタンのような味わいです。チーズだけだと単調になりがちですが、卵黄を絡めることでコクも加わります。
しかも、じっくり炒めた玉ねぎの自然な甘さでソースに奥深さもあって、シンプルなソースながら飽きずに食べられますよ。
スパゲッティを食べ終えたら、残ったソースをカリッと焼いたバケットにつけて食べても最高です。ぜひ試してみてくださいね!
作った人:パパイズム
3児の父として、日々家事育児に奮闘する主夫兼料理研究家。イタリアナポリピッツァの職人として10年間働いたのち、現在はプロの料理人としての経験を活かし、企業・飲食向けの商品開発や、「節約しながら家で簡単に作れるプロの味」をブログやInstagramで発表中。好きな食べものはいぶりがっこ。
企画協力:レシピブログ
テレビや雑誌で活躍するブロガーをはじめ17,000名のお料理ブロガーが参加する日本最大級のお料理ブログのポータルサイト。毎日のおかずや弁当、お菓子など100万件のお料理レシピを無料で検索できる。
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