2022年前期に放送されるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」のヒロインに、ドラマ「アオイホノオ」や、2020年の連続テレビ小説「スカーレット」などに出演した黒島結菜が決まった。沖縄本島北部「やんばる地方」の農家に生まれ、料理人を目指す比嘉暢子役を演じる。
沖縄本土復帰50年を迎える2022年に放送される作品。脚本は「パッチギ!」や「フラガール」などを手掛けた羽原大介によるオリジナル。羽原にとっては連続テレビ小説では2014~15年の「マッサン」以来の脚本担当となる。
“朝ドラ”第106作目となる本作は、個性豊かな沖縄四兄妹の、本土復帰からの歩みを描く笑って泣ける朗らかな、50年の物語。タイトルの「ちむどんどん」とは、沖縄の言葉でチム(肝=心胸・心)が高鳴る様子を意味し、前むきで肯定感に満ちた、わくわく感、という意味合いがある。
黒島が演じる比嘉暢子は、四人兄弟の次女で、兄、姉、妹がいる。幼い頃からのんきでマイペースだが、いさぎよくまっすぐで喜怒哀楽のはっきりした性格の持ち主で、運動が大の得意。食べること、おいしいものをこよなく愛している。小学生の頃に父を亡くし、働く母を支えるために一家の「料理担当」に。一度だけ食べた西洋料理のきらびやかな魅力にとりつかれ、やがて料理人を目指して東京へと旅立っていく。
語りは沖縄県出身のジョン・カビラが担当。製作統括は小林大児、演出は木村隆文。2021年秋ごろにクランクイン予定で、2022年春放送開始となる。
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