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Tuesday, December 1, 2020

東京外為市場・15時=ドル104円前半、ユーロは2年7カ月ぶり高値更新 - ロイター (Reuters Japan)

[東京 2日 ロイター] -

2日午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の104円前半。ドルは対円では方向感に乏しかったが、対ユーロ、英ポンド、豪ドルなど幅広い通貨に対して売られた。写真はドル、ユーロ両紙幣を組み合わせた。今年5月26日に撮影。(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の104円前半。ドルは対円では方向感に乏しかったが、対ユーロ、英ポンド、豪ドルなど幅広い通貨に対して売られた。コロナ後の景気回復では欧州圏が先行するとの見方や、米国で超低金利が長期化するとの思惑が、ドルの先安観を醸成した。

午前のドル/円は、国内勢のドル買いやユーロ/円の上昇を受けて104.45円まで上昇した。しかしその後、対円でのユーロ買いが、対ドルでのユーロ買いに波及してユーロ/ドルの上昇が鮮明になったことで、ドル/円は伸び悩んだ。午後には再びユーロ/円の上昇を受け104.46円まで上昇した。

ユーロ/円は126.13円まで上昇し、3カ月ぶり高値を更新。ユーロは1.2084ドルまで上昇し2年7カ月ぶりの高値を付けた。

ユーロ高について市場では、「米国でゼロ金利政策が長期化するとの思惑を背景に根強いドル先安観があるうえ、コロナからの回復は欧州圏が米国に先行するとの期待感もある」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

こうした期待をよりどころに、「ユーロ買い/ドル売りは、投機筋にとってわかりやすい短期ストラテジーになっており、これまでのところ上手くいっている」(同)とされ、クリスマス休暇を控える投機筋にとって、ユーロ買いは「荒稼ぎの道具」(同)になっている。

米連邦準備理事会(FRB)が15─16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で景気支援策を打ち出す可能性があるとの観測も、ドルの重しとなった。

きょうは対豪ドルでもドルが弱かった。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は2日、経済見通しには依然として強い不透明感が漂うとしながらも、マイナス金利政策については導入する可能性は極めて低いとの見解を改めて示した。

豪ドルは総裁発言や予想を上回る結果となった第3・四半期の豪国内総生産(GDP)受けて0.7390ドル付近まで上昇した。

豪州の第3・四半期の実質GDPは前期比3.3%増と、ロイターがまとめた市場予想の2.6%増を上回った。第2・四半期は7%のマイナス成長だったが、金融・財政政策を受けて家計消費が拡大し、経済が急ピッチで回復した。

為替マーケットチーム

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December 02, 2020 at 01:31PM
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