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Tuesday, November 17, 2020

Excelの条件付き書式、仕組みを知れば恐れるに足らず - 日経 xTECH Active

 Excelの条件付き書式は、条件に合致したセルを強調表示にするもので、非常に便利な機能だ。しかし、仕組みを十分に理解していないため、使いこなせていないExcelユーザーも多いのではないか。今回はこの仕組みを丁寧に解説したい。

行単位で条件付き書式を設定する

 下図は会員が所有するポイントを入力した表だ。ポイントがE2に入力してある基準ポイント値(500)以上の場合、条件付き書式でセルを強調表示にしたい。ただし、強調表示にするのはセル単位ではなく、A2:C2やA4:C4のような行単位にする。

 まず、条件付き書式を設定したい範囲A2:C8を選択する。続いて「ホーム」タブの「条件付き書式」ボタンから「新しいルール」を選び、「ルールの種類を選択してください」から「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選ぶ。

数式を使用して強調表示の条件を指定する。条件付き書式の理解は、ここで設定する数式の意味を押さえるところにかかっている

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 「次の数式を満たす場合に値を書式設定」テキストボックスにカーソルを置いたら、「=」と入力してC2をクリックする。さらに「>=」と入力してE2をクリックする。これで数式は「=$C$2>=$E$2」となった。この謎の数式を「=$C2>=$E$2」と書き換える。たった1文字、最初の「2」の前にある「$」を削るだけなのだが、これが条件付き書式の超重要な設定ポイントになる。

 次に「書式」ボタンを押して、条件を満たした際の書式を設定する。ここでは背景色を薄いピンク、文字を赤に設定した。「OK」ボタンを押すと、先のダイアログに戻る。プレビューに強調表示の書式が設定されている。

数式を「=$C2>=$E$2」と指定した。さらに書式を設定したあと元のダイアログに戻ると、プレビューに強調表示の書式が現れた

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 それでは「OK」ボタンを押してみよう。はい、バッチリ行単位で強調表示ができた。また、条件は「500以上」だから、500ポイントを持つNo.0007の藤堂百合子さんも強調表示になっている。

行単位で強調表示になった。単にセルのC2やC4が強調表示になっているよりも一目瞭然で、視認性が明らかに高い

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