終盤、関根貴大が右サイドをガムシャラに駆け上がってきた時、これだよこれ、と思わずにはいられなかった。 「サポーターが応援したくなる選手」浦和ー鳥栖 PHOTOギャラリー 現在、浦和レッズは変革の真っ只中だ。どうしても窮屈になってしまっている試合において、終盤のオープンな状態でのサッカーはとても魅力的だった。 今年の浦和の試合の印象は、ACLの決勝トーナメントで強豪相手に耐えているみたいだ、というものだ。この日はボールを持つ時間が今までよりあったものの、勢いのある攻撃はなかなか見えなかった。 関根と橋岡大樹は、どちらも早くからサポーターの心を掴んだ選手だ。 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督のスタイルから脱却する、となった時、新しい浦和のスタイルは、勝手ながら彼らに象徴されるものになるのではないかと思っていた。 2人とも、90分を通して身体を張りながらボールを前に運ぶことができ、頑張っていることが伝わってきやすい、サポーターが応援したくなる選手だ。そういうプレーと応援の好循環で埼玉スタジアムに熱狂が戻ってくることを楽しみにしていたし、今でもそれを期待している。 しかし今のところ、身体を張って、という部分はたしかに何度も見ることができるが、彼らの攻撃時の魅力は以前ほど発揮されていない。ハーフウェイラインよりも向こうでボールを追うことが多いので仕方がないのだが、ゴール裏で撮影していて、彼らが画面に入り切らなくなるほどグンと縦に来ることがなかなかないのは物足りない。
■解禁された手拍子のなかで
この試合から手拍子が解禁され、サポーターは数種類のパターンを使い分けて手を叩き続けた。 大声援を背中に受けながら大声援に向かって突き進んでいくあの埼玉スタジアムが戻ってくることが許される頃には、新しい浦和は完成し、気持ちのいい攻撃が繰り返されるようになっているのだろうか? もちろん、このままの試合内容では、社会的な状況が整ってもあの熱狂は戻らないだろう。 だが、このままのわけがない。 いい結果に結びついた形もあった。 前半から、関根は岩武克弥にライン際を任せていた。4-4-2の左サイドのアタッカーでありながら、攻撃時のプレーは内側に寄っていた。 興梠慎三のゴールは関根のシュートのこぼれ球だった。サイドからドリブルで切り込んだのではなく、ペナルティエリア手前のゴール正面でボールを受けて放ったものだ。 武藤雄樹のゴールも、左サイドから中に流れ、ペナルティエリア手前から決まった。 あの渦の中でシャッターを切る日が待ち遠しい。
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September 10, 2020 at 01:01PM
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