(配信時間に応じて内容を更新します) [31日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 3310.0065 + 23.1845 + 0.71 3280.7959 3333.7859 3261.6135 <.SSEC > 前営業日終値 3286.8220 中国 CSI300指 4695.046 +38.896 +0.84 4652.182 4741.808 4621.964 <.CSI3 数 00> 前営業日終値 4656.151 香港 ハンセン指数 24595.35 -115.24 -0.47 24747.29 24938.85 24534.79 前営業日終値 24710.59 香港 ハンセン中国株 10039.96 -57.12 -0.57 10127.58 10216.95 10039.96 <.HSCE 指数 > 前営業日終値 10097.08 韓国 総合株価指数 2249.37 -17.64 -0.78 2278.53 2281.41 2248.49 <.KS11 > 前営業日終値 2267.01 台湾 加権指数 12664.80 -58.12 -0.46 12653.46 12733.48 12635.71 <.TWII > 前営業日終値 12722.92 豪 S&P/ASX 5927.80 -123.30 -2.04 6051.10 6051.10 5893.20 <.AXJO 指数 > 前営業日終値 6051.10 中国株式市場は不安定な取引の中、反発して引けた。新型コロナウイルスの感染再拡大を巡る不透明感 が強いものの、月間ベースでは潤沢な流動性や個人投資家の株式投資熱を背景に昨年2月以来の大幅な上昇 を記録した。 上海総合指数 終値は23.1845ポイント(0.71%)高の3310.0065。今月は 10.9%上昇と、昨年2月以来の大幅上昇となった。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は 38.896ポイント(0.84%)高の4695.046。今月は12.8%上昇。昨年2月以来の大幅 上昇となった。 深セン総合指数は1.33%高。深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネク スト)」総合指数は1.89%高。 中国国家統計局が31日発表した7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.1で、前月の5 0.9から上昇、3月以来の高水準となった。景況改善・悪化の分岐点の50を5カ月連続で上回った。電 気製品、医薬品の見通しが改善した。 中国国家衛生健康委員会は31日、中国本土で30日に新たに127人の新型コロナウイルス感染が確 認されたと発表した。前日の105人から増加し3月5日以来の高水準となった。 香港市場は続落して引けた。米ハイテク企業決算や中国のPMIを好感して前場は上昇していたが、コ ロナ感染の増大や立法会選挙延期の可能性に圧迫されて下落に転じた。 市場はこの後の行政長官の会見に注目している。会見では感染拡大を理由に選挙延期を発表するとみら れている。 ハンセン指数終値は115.24ポイント(0.47%)安の24595.35。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) 終値は57.12ポイント(0.57%)安の1003 9.96。 シドニー株式市場は反落し、3週間ぶりの最安値で引けた。新型コロナウイルスの感染者増加を受け、 制限措置の厳格化に対する警戒感が高まった。また、4─6月期の米国の実質GDP(国内総生産)が大恐 慌以来の落ち込みとなり、リスク選好を抑制した。 S&P/ASX200指数は週間では1.6%安で、2週続落となった。月間では0.5%高。 30日にオーストラリアでは新型コロナウイルス感染で14人が死亡し、死者数が合計190人となっ た。その半数以上はビクトリア州に集中している。 コムセックの市場アナリスト、ジェームズ・タオ氏は「ビクトリア州で感染者の増加や集団感染の拡大 が続き、制限措置が一段と厳格になりかねないことは、全体で国の景気動向に大きな打撃を及ぼす」と分析 した。 エネルギー株指数は4%安まで下げ、2カ月半ぶり安値を付けた。ウッドサイド・ペトロリア ムは2%安、サントスは3%安。 電力ガス小売大手オリジン・エナジーは約5%安。同社が権益を保有している液化天然ガス( LNG)事業「オーストラリア・パシフィックLNG(APLNG)」が、第4四半期に減収となったこと が嫌気された。 金融株指数は2.8%安。四大銀行は2.2─3.3%下げた。 鉱業株指数は2.4%安。BHPグループは2.9%安、リオ・ティントは 2.4%安。 ソウル株式市場は反落。米経済指標が厳しい内容となり、新型コロナウイルスによる景気への深刻な打 撃が浮き彫りになったことが響いた。 総合株価指数(KOSPI)は、週間では2.22%高、月間では6.69%高と4カ月続伸した。 4─6月期の米国の実質GDP(国内総生産)は感染拡大の影響で大恐慌以来の落ち込みとなり、雇用 統計も労働市場が依然停滞していることを示した。 一方、6月の韓国鉱工業生産指数は約11年ぶりの大幅な伸びを示し、感染拡大による打撃は底を打っ たとの期待が高まった。 外国人投資家は862億ウォン(約7244万ドル)相当の売り越し。ただ、月間では1兆ウォン相当 の買い越しで、6カ月ぶりに売り越しから買い越しに転じた。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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