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Thursday, March 12, 2020

【ホームズ】年々価値が上がるヴィンテージマンションとは? 条件や代表的な物件を紹介 | 住まいのお役立ち情報 - LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)

不動産は一般的に、築年数が経過すればするほど安くなる傾向がありますが、中には年々価値を上げていく物件もあります。そのひとつがヴィンテージマンションです。今回は、ヴィンテージマンションと呼ばれる物件の条件や探し方について紹介します。

ワインやジーンズなどで”ヴィンテージ”という言葉をよく聞きます。不動産の世界においても、年月を重ねることによりさらに味が出て、多くの人が魅力を感じられるマンションのことを「ヴィンテージマンション」と呼んでいます。

きちんとした定義はありませんが、一般にヴィンテージマンションは築10年以上が経過し、歴史を感じさせるデザインが取り入れられ、それでいて内装は現代的な生活に対応できるようにリノベーションされている物件のことを指すことが多くなっています。不動産は通常、築年数の経過によって徐々に価値を落としていきますが、ヴィンテージマンションはその逆に価値が上昇する、あるいは価値を維持できることが特徴です。

マンションイメージ

「これがあるからヴィンテージマンション」という決まりはありませんが、魅力的なヴィンテージマンションとして認識される物件にはいくつかの共通点があります。ヴィンテージマンションとして認められるための代表的な4つの条件を確認しましょう。

どんな時代にも住み続けたいと思えるような、魅力的で人気が高いエリアに建てられているかどうかが最大の条件です。東京都でいえば麻布十番や広尾などが高級住宅街として知られていますが、こういった立地の物件は家賃相場が高く、部屋数自体も少ないため、築年数が経過した古い物件にも注目が集まりやすく、その中でも特に優れた物件はヴィンテージマンションとして扱われることが多くなります。

通常、マンションといえば、ターミナル駅から近く利便性が高いことや、駅から徒歩5分以内などの立地条件がそろう物件ほど価値が高くなる傾向にありますが、ヴィンテージマンションの価値はそれだけでは決まりません。特筆すべき利便性がなかったとしても、そこならではの価値ある場所に立地していればヴィンテージマンションになり得るのです。

有名なランドマークが完成から数年、数十年たってもほかの建物に見劣りせず、飽きのこないデザインでつくられているように、ヴィンテージマンションも、デザイン性が高い物件には希少価値が生まれ、古くなっても多くの人が住みたがるため、価値が落ちにくいのです。

ヴィンテージマンションと呼ばれるマンションには、近年の建築ではあまり見られないようなクラシックなデザインや、長く住んでも飽きたり、廃れたりすることのないシックなデザイン、あるいは高級な素材を使用したエクステリアを持っているような物件があります。

たとえ高級感のあるマンションだとしても、上記で紹介したような立地に優れたマンションだとしても、管理が行き届いていなければ価値は低下してしまいます。外壁が汚れていたり、草木が伸び放題になっていたりといったマンションの景観の問題だけではなく、エントランスが汚れている場合や、共用部の破損が放置されている場合も価値が下がります。

こういった管理体制を確認することは、ヴィンテージマンションのみならず、通常のマンションを購入する際にも重要なポイントです。わずかな汚れだとしても、放置していると建物が傷むスピードは上がりますので、必ずしっかりと管理されたマンションを選びましょう。

価格だけで土地やマンションの良しあしは判断できませんが、ヴィンテージマンションは周辺地域で同じくらいの築年数の物件に比べ、高値で取引される傾向があります。

LIFULL HOME’Sの「プライスマップ」では物件の坪単価を調べることができます。ヴィンテージマンションと近隣物件の価格がどれくらい差があるのかを比較してみてはいかがでしょうか。

高級マンションの内見

ヴィンテージマンションは人気が高く、賃貸や売りに出されることはあまり多くありません。そのため、一般的な中古マンションを探す際のように、貸し出し・売り出し中の物件を見つけようとするのではなく、あらかじめ入居したいヴィンテージマンションをインターネットで複数リサーチしておき、いつ空きが出てもいいように準備を整えておきましょう。

賃貸・購入したいヴィンテージマンションが決まったら、その物件を不動産会社の担当者に伝え、空きが出た段階で契約したいという意思を明確に示すことをおすすめします。そうすることにより、もしも希望する物件を賃貸や売却に出すオーナーが現れた場合は優先的に連絡をもらえる可能性が高くなります。

東京都内には、有名なヴィンテージマンションがいくつかあります。もしかしたら知らず知らずのうちにマンションの前を通り過ぎ、味のあるよいマンションという印象を受けた物件もあるかもしれません。どんな物件がヴィンテージマンションとして扱われるのかを知るためにも、その一例を簡単にご紹介しましょう。

広尾ガーデンヒルズ

広尾駅から徒歩5分という抜群の立地のヴィンテージマンションです。通常のマンションの場合は価格の下落が目につきはじめる築30年以上の物件ですが、地域になじむ落ち着いたデザイン性も評価され、新築時よりも高い坪単価を誇ります。

麻布霞町パークマンション

西麻布にある麻布霞町パークマンションは、大使館を思わせるデザインの低層型住宅であり、築約20年が経過しても全く見劣りしないデザイン性の高さがあります。豪華なロビーを擁することも特徴的で、人気が高いヴィンテージマンションです。

ヴィンテージマンションは、一般的な物件であれば価値が低下するような築年数でありながらも、価値を維持、または高めている物件を指す言葉です。立地の良さやデザイン性など、そのマンションでしか感じられない価値を持つ物件がヴィンテージマンションとして認識されることが多いのです。購入や賃貸を希望する場合は事前にリサーチを行い、希望物件をあらかじめ不動産会社に伝えておきましょう。

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March 13, 2020 at 09:28AM
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