
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎NY外為:ポンド安、「合意なき離脱」懸念-カナダ・ドル上昇
18日のニューヨーク外国為替市場ではポンドが幅広く下落。英国が合意なく欧州連合(EU)を離脱する可能性が懸念され、前日に続き売られた。一方、カナダ・ドルは堅調。同国のコア インフレ率上昇に加え、カナダからの処方薬輸入拡大につながるトランプ米政権の 提案が追い風となった。
- ニューヨーク時間午後4時36分現在、ポンドはドルに対し0.4%安の1ポンド=1.3082ドル
- 前日から2日間の下落率が一時、2%を超えた
- 11月の英 インフレ率は過去3年間で最低の水準にとどまった。英中銀のハト派委員への追い風となる
- カナダ・ドルは米ドルに対し0.4%上昇、10月30日以来の高値を付けた。金および原油の軟調は材料視されず
- カナダ10年債利回りはこの日6ベーシスポイント上昇。同国インフレ統計が予想を上回ったことに反応
- 日本や英国などの中央銀行の政策発表を控える中、主要10通貨の値動きは小幅にとどまった
- ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇
- 米10年債利回りは上昇。2年債と10年債の利回り差は6月以来最大となった
- ドルは対円で0.1%高の1ドル=109円59銭
- 一時は109円63銭に上昇
- ユーロはドルに対して0.3%安の1ユーロ=1.1115ドル
- ユーロはスイス・フランに対しても下落
原題:Pound Broadly Weaker for Second Day; Loonie Rises: Inside G-10(抜粋)
◎米国株・国債・商品:株が引け際に下落、大統領弾劾の採決控え
18日の米株式相場は小幅安。取引終了間際に値下がりした。投資家が一連の企業ニュースを消化する中、議会ではトランプ大統領弾劾訴追の審議が続いた。米国債は下落。
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S&P500種株価指数は6営業日ぶりに下落。日中の大半はプラス圏で推移した。アップルが日中高値から下げに転じたことから、テクノロジー株が引けにかけて上げを消した。業績 見通しを引き下げたフェデックスは急落。大きな経済ニュースはほとんどなく、大統領弾劾の採決が関心を集める中、年末休暇が近づく市場は様子見相場となる可能性がある。
S&P500種は前日比0.1%未満安い3191.14。ダウ工業株30種平均は27.88ドル(0.1%)下げて28239.28ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時51分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.92%。
フィエラ・キャピタルのポートフォリオマネジャー、キャンディス・バンサンド氏はトランプ大統領の弾劾訴追について、「何の意外性もないだろう」と発言。「向こう2、3週間に話題となった後は過去の話となり、人々の関心は選挙や貿易交渉に移っていく」と述べた。
世界の株価指標が最高値圏にあり、13日に発表された米中合意はまだ署名されていない状況で、上値を追う理由は見当たらない。米金融政策の見通しは変わらないものの、フェデックスの決算が著しく悪かったことは、成長への向かい風を再認識させるものとなった。
ニューヨーク原油先物相場はほぼ変わらず。ここ2カ月弱で最長だった上昇局面は、ここに来て勢いを失った。米エネルギー情報局(EIA)の発表によると、原油在庫は先週に予想外に減少したものの、燃料在庫が増加した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限1セント安の1バレル=60.93ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は7セント高の66.17ドル。
ニューヨーク金先物相場は小幅下落。ドルと米国債利回りが上昇したことで、逃避先資産としての金の需要が減退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%安の1オンス=1478.70ドルで終了。
原題: U.S. Stocks Stumble Into Close Amid Impeachment: Markets Wrap(抜粋)
Oil’s Advance Peters Out Despite Surprise U.S. Crude Withdrawal
PRECIOUS: Gold Swings as Investors Weigh Yields, Impeachment
◎欧州債:ドイツ債下落、終盤の売りで利回り曲線スティープ化
18日の欧州債市場ではドイツ国債が下落し、イールドカーブが取引終了にかけてスティープ化した。米国債に連れ安した。
- ドイツ国債はベアスティープ化。準中核国債は中核国債のパフォーマンスを下回った
- 「合意なき」EU離脱のリスクを背景に、アイルランド10年債の利回りはアンダーパフォーム。ジョンソン英首相は、EU離脱後の移行期間を2021年以降に延長されないことを確実にする法整備を 目指す方針
- イタリア債は下落。ドイツ債とのイールドスプレッドは1bp拡大して158bpとなった
- 英国債は先物主導で下落。ただし年限の短い国債は上昇
- ドイツ10年債利回りは5bp上げてマイナス0.24%。英10年債利回りは2bp上昇して0.78%、イタリア10年債利回りは6bp上げて1.34%
- ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください。
原題:Bunds Fall, Bear Steepen in Sell-Off at Close; End-of-Day Curves(抜粋)
(NY外為と米国株・国債・商品を更新します)
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December 19, 2019 at 04:49AM
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12月18日の海外株式・債券・為替・商品市場 - ブルームバーグ
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