Sandra Tersandra: 本場の味を手軽に再現！【手作りカルツォーネ】チーズの他デザート系など中身のバリエーションも豊富

ピザ生地を半分に折って作るイタリアの定番料理「カルツォーネ」。食べた瞬間のとろけるチーズがたまりませんね。

ピザに比べて一人分など少ない量で作れるカルツォーネは覚えておくと何かと便利！　そこで今回はイタリア名物カルツォーネの基本の作り方と中身の具（フィリング）のレシピをご紹介します。

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■カルツォーネってどんな食べ物？

イタリア語で「折りたたむ」という意味のカルツォーネ。本場では包み焼きピザとして人気があり、カルツォーネを揚げたものはパンツェロッティと呼ばれています。カルツォーネは手が汚れず食べ歩きやテイクアウトで人気があり、具材はトマトとモッツァレラチーズの組み合わせが主流ですが、ピザ同様具材のアレンジが楽しめます。

■生地から作る！本場の味【カルツォーネの基本レシピ】

強力粉と薄力粉が同じ分量で覚えやすい！軽い食感と中からとろ～っと出てくるソースやチーズが食欲をそそります。基本の生地ができれば具材のアレンジも自由自在！

カルツォーネ

【材料】（4個分）

強力粉 150g
薄力粉 150g
インスタントドライイースト小さじ 1
砂糖小さじ 1
塩小さじ 3/4
ぬるま湯 200ml
EVオリーブ油大さじ 1
<フィリング>
ピザ用ソース(市販品) 大さじ 4
モッツァレラチーズ 100g

【下準備】

1、モッツァレラチーズは5mmくらいに切っておく

【作り方】

1、ボウルに強力粉、薄力粉、砂糖、塩を入れ、よく混ぜ合わせる。

カルツォーネの作り方1

2、粉の真ん中にくぼみを作り、その中にイーストを入れる。ぬるま湯を少量加え、指でイーストをすりあわせるようにして溶かし、残りのぬるま湯とEVオリーブ油も加える。くぼみのまわりの粉をくずすようにして混ぜ合わせていく。

カルツォーネの作り方2

3、粉気がなくなったら、ひとつにまとめて台に取り出し、手のひらで台にこすりつけながらこねる。ときどき、生地を台にたたきつけ、さらにこねる。

カルツォーネの作り方3

4、生地の表面がなめらかになり、つやが出てきたらこね上がり。表面を張らせるように丸めてボウルに戻し、ボウルにラップをかける。温かい所で2倍に膨らむまで一次発酵させる(約60分)。

カルツォーネの作り方4

5、生地を台に取り出し、軽く手で押さえてガス抜きをする。

カルツォーネの作り方5

6、カードで4等分に切り、表面を張らせるように丸め直す。生地にかたく絞った布巾をかけ、室温で休ませる(ベンチタイム　10～15分)。

カルツォーネの作り方6

7、休ませた生地を裏返し、麺棒で厚さ4～5mmくらいの円形に伸ばす。生地の半分にピザソースをぬり、モッツァレラチーズをのせる。生地を半分に折りたたみ、縁を指でしっかりとつまみ、フォークで縁に模様を付ける。

カルツォーネの作り方7

8、オーブンシートを敷いた天板に生地を並べ、生地の表面に分量外のオリーブ油をぬる。230℃に予熱しておいたオーブンに入れ、15～20分焼く。※ここではガスオーブンを使用しています。オーブンにより、温度差や焼き時間には違いがあるので、ふだんからお家のオーブンの癖を知っておくことをおすすめします。目安として小型の電気オーブンの場合、レシピより10～20℃高い設定にして下さい

カルツォーネの作り方8