吉本新喜劇の森田まりこ(40)と清水啓之(ひろゆき、37)が5日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で会見し、3日に結婚したことを発表した。同日、神戸市中央区役所に婚姻届を提出した。同居しておらず、挙式は親族のみで行う意向も時期などは未定。森田は妊娠していないという。現役の吉本新喜劇メンバー同士の夫婦は内場勝則・未知やすえ、佐藤武志(元Wヤング)・浅香あき恵、中條健一・秋田久美子、吉田裕・前田真希に続く5組目。
和装の2人は、金屏風のセットで緊張気味に会見。本拠地・NGKでのお披露目に感激の面持ちだった。
兵庫県丹波篠山市出身の森田と神戸市出身の清水は、ともに2006年に行われた、新喜劇の金の卵オーディション2個目に合格して入団。かねて仲が良かったというが、交際に発展したのは1年前という。
清水は19年に出演したフジテレビ「アウト×デラックス」で明かしたように、『365日外食で、基本は公園での食事』という極めてこだわりの強い性格。コロナ禍で、ベランダでパンばかり食べていると知った森田が自宅に招いて食事を振る舞った。「おいしい」と喜ぶ清水に、森田から頬を近づけ、清水のキスを誘導。「責任を取ってもらいます」といい、交際に発展した。
プロポーズは清水からという。3歳上の森田が2月11日に不惑を迎えたが、30代のうちにと食事帰りに「あなたのことが好きなので、よかったら結婚してください」と言ったが、場所が葬儀場の前だったため、神戸の浜辺でのシーンを思い描いていた森田が激怒。近くの公園まで歩いてやり直したという。森田の左手薬指に輝いた婚約指輪は31万円超で、清水の両親と森田が高島屋で選んだものと明かした。
誰にも交際を知らせておらず、この日の会見の司会を務めたすっちー(49)にも3、4日前に電話で伝えて驚かれたという。同じく司会で森田と親交の深く、保証人になった酒井藍(34)にも結婚が決まってからようやく知らせたという。小籔千豊(47)からVTRで「夫婦関係を新喜劇より優先して」と温かいコメントが届くと感謝した。
また、食事以外も『家に極力ものを置かず、布団もない』という清水だが、「ベッドも1つで一緒に寝たい」という森田に合わせる意向を示した。
森田はフジテレビで放送されていた「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~」で宝塚音楽学校受験生やゴリラのまねで注目された。
NSC26期生の清水は同期にかまいたち、和牛らがいる。
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