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29日の東京株式相場は大幅続落。欧米各国で新型コロナ対策のための制限強化が打ち出される中で、世界景気への悪影響が一段と警戒されている。前日の欧米市場でも主要指数が３％以上の大幅安となったことも日本株の市場心理に重し。景気に敏感な化学などの素材関連、空運、陸運などを中心に幅広く下落している。
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〈きょうのポイント〉
野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、前日の時点で米国の追加経済対策が大統領選前に妥結する可能性がほぼなくなり、期待が後退する中で「相場の支えがなくなり、それにさらにコロナによる制限拡大が追い打ちをかける形となり目先の市場心理にはよくない」と話した。
一方で、今期利益予想を増額したソニーの株価上昇率は一時５％を超えた。好決算銘柄や投資家による下値での押し目買い意欲が支えとなり、「日経平均株価は２万3000円を意識した動きとなりそうだ」と若生氏はみる。日銀会合については為替が104円台で踏みとどまっているため、「現段階でやることは限られている。無風で通過することとなるだろう」と予想した。
- 東証33業種では鉄鋼、空運、非鉄金属、化学、証券・商品先物、ゴム製品、陸運が下落
- 医薬品と電機は上昇
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October 29, 2020 at 05:49AM
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日本株は大幅続落、コロナ警戒や欧米市場大幅安－素材や空運陸運下落 - ブルームバーグ
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