2020年06月06日05時35分
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今季のプロ野球は当初の予定より3カ月遅い今月19日に開幕する。各球団は前例のないシーズンを戦うことになるが、ソフトバンクの王貞治球団会長は「戸惑いもあると思うが、われわれはプロ。与えられた条件で、どう戦いを進めていくのかが大事になる」と期待を寄せる。
「想像したことのないことになっている」。5月に80歳を迎えた生粋の野球人にとっても初めての事態。無観客開催や変則的な日程など異例ずくめのシーズンを「2020年型の野球」と表現し、「逆に言えば、腕の見せどころ。新鮮な戦いができるのだと、プラスの要素と考えて試合に取り組みたい」と話す。
当然ながら懸念材料もある。選手は春から継続して試合感覚を養えておらず、暑くなる時期に序盤戦を迎える。いざ開幕しても調整が難航する恐れがあり、パ・リーグでは同一カード6連戦も組まれている。「スタミナ切れが心配。対応できる体調を整えることが、それぞれのチームの課題になる」。公式戦は120試合に減る見込みで、「試合数が少なく、スタートダッシュが大事になる」と助言する。
他の国内プロスポーツに先駆けて始まるプロ野球の存在は、明るい話題だ。しかし、高校野球では甲子園大会が春夏とも中止になるなど、未知のウイルスが野球界に与えた衝撃は計り知れない。王会長は「高校野球が中止になるなんて考えられない。あるべきものがないことが、こんなに寂しくなってしまうものか」と胸中を明かした。
夢が閉ざされた球児に向け、慎重に言葉を選びながらも力強くエールを送った。「誰も望んだことではない。受け止めて、次に向けてどう進んでいくか。新たな一歩を踏み出してほしい」 ![]()
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June 06, 2020 at 03:43AM
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ソフトバンクの王会長「与えられた条件でどう戦うか」 プロ野球 - 時事通信ニュース
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