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Sunday, March 22, 2020

市場まだ不安定、米景気対策にらみ株売り買い交錯-円買い優勢 - ブルームバーグ

JAPAN-STOCKS

Photographer: KAZUHIRO NOGI/AFP

新型ウイルスの流行が与える世界経済の影響への懸念は根強い。米国での感染の深刻化や景気対策の行方を巡り見方が分かれ、23日の東京株式市場では売り買いが交錯。主要な株価指数は一進一退となっている。

  • TOPIXは前営業日比11.60ポイント(0.9%)安の1271.61-午前10時38分時点
  • 日経平均株価は同77円21銭(0.5%)高の1万6630円04銭
  • ドル・円相場は1ドル=110円台前半-朝方は一時111円25銭まで上昇
  • 長期国債先物6月物は一時、前週末比1円15銭高の151円86銭

  日本時間早朝から米国株先物が急落し、アジア株市場では売り圧力が強まっている。韓国総合株価指数は一時6.9%安になった。水戸証券の酒井一チーフファンドマネジャーは「ドル高によって新興国債務が増大する可能性があり、信用リスクが拡大するともう後に戻れない金融危機につながる懸念も残る」と話す。ただ新型ウイルス懸念で先行して調整した日本株には、下落率の大きさや株価純資産倍率(PBR)でのリーマン・ショック以来の割安さから「下値では打診的な買いも出ている」と述べた。

日経平均とドル円、長期国債先物の値動き(23日)

  外国為替市場では円が全面高。ドル・円相場は1ドル=110円台前半で推移。米議会で景気対策法案の採決に向けて合意に至らなかったことがリスク回避の円買いにつながっている。朝方には1ドル=111円25銭まで円が弱含んでいた。

  国内債券相場は大幅上昇。長期国債先物6月物は前週末比65銭高の151円36銭で午前の取引を終えた。長期金利は3ベーシスポイント(bp)低い0.06%で推移している。前週末の米国市場で長期金利が大幅低下した流れを引き継ぎ、買いが先行。日本銀行が午前の金融調節で、通常の国債買い入れオペに加えて、総額8000億円の臨時の同オペを通知したことを受けて、買い優勢の展開が続いている。

〈きょうのポイント〉

  • 米民主党、上院の景気対策法案を 阻止-両院指導部は合意に至らず
  • トランプ米大統領:景気対策法案を通過させるためペロシ下院議長と協力へ
  • 米セントルイス連銀のブラード総裁:米国内総生産(GDP)は4-6月期に 50%縮小
  • 新型コロナ 感染者30万人突破、生産休止や移動制限強まる
  • 東京五輪の延期含め 計画協議へ、中止は検討しない-IOC緊急理事会

(コメントを加え、最新の値動きにして更新します)

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