【ニューヨーク＝小林泰明】２７日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価（３０種）の終値は前日比１１９０・９５ドル安の２万５７６６・６４ドルとなった。下げ幅は過去最大だ。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大への懸念から投資家心理の悪化に歯止めがかからず、２８日の東京市場でも日経平均株価（２２５種）が一時、７００円を超える大幅な値下がりとなった。欧州や中国の市場でも株価が下落しており、世界的に株安の連鎖が広がっている。
ダウ平均株価は２４日に続いて１０００ドルを超える大幅下落となった。値下がりは６営業日連続となり、合計の下げ幅は３５００ドルを超えた。
２７日の大幅な下落は、米疾病対策センター（ＣＤＣ）が２６日、カリフォルニア州で感染経路を確認できない新型コロナウイルスの患者が発生したと発表し、米国での感染拡大への不安が増したのが一因だ。
ＩＴ大手マイクロソフトが２６日、新型コロナウイルスの影響で２０２０年１～３月期のパソコン関連部門の売上高が予想に届かない見通しだと発表したことも、投資家心理を悪化させた。２７日にはマイクロソフトが約７％の下落となったほか、アップルも約６・５％と大きく下落した。
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February 28, 2020 at 09:57AM
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ダウ終値、過去最大１１９０ドル安…東京市場も大幅な値下がり - 読売新聞
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