［上海 ９日 ロイター］ - 上海外国為替市場の人民元は小動き。米中通商協議の行方や、連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）、英総選挙などの重要イベントに対する警戒感から商いは薄い。
取引開始前に中国人民銀行（中央銀行）が発表した元の対ドル基準値（中間値）は７．０４０５元。前週末６日（７．０３８３元）から２２ポイント元安だった。
スポット市場で人民元は１ドル＝７．０３４３元で始まり、中盤時点で前営業日終値比２ポイント安の７．０３５２元。午前中は７０ポイント弱の狭いレンジの動きにとどまった。
トレーダーによると、６日に国務院（内閣）が米国産大豆および豚肉の一部について追加輸入関税を免除すると決定したことを受けてセンチメントは改善しているものの、米国が対中追加関税第４弾の残り部分の対応を決定する期限の１５日が迫っていることが投資家心理の重しになっている。
国内トレーダーらは、米中の「第１段階」通商合意が今週成立する可能性は低く、米国は第４弾の残り部分への追加関税発動を延期すると予想している。
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December 09, 2019 at 12:36PM
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上海外為市場＝元は小動き、米中通商問題の行方を警戒 - ロイター
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