４日のアジアの株式市場は、アメリカのＦＲＢ＝連邦準備制度理事会による緊急利下げの決定を受けて、買い注文が出る一方、新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感も根強く、多くの市場で売り買いが交錯しています。
このうち中国 上海の株式市場は、代表的な株価指数の「総合指数」が、日本時間の午前11時半の時点で、３日の終値と比べ小幅な値動きとなっています。
ほかのアジアの株式市場でも多くで売り買いが交錯し、荒い値動きとなっていて、各地の代表的な株価指数は３日の終値と比べ、韓国でおよそ1.8％上昇している一方、香港では0.5％下落しています。
またシンガポールが、およそ0.1％の小幅な値下がり、台湾が小幅な値動きとなっています。
市場関係者は「アメリカの中央銀行にあたるＦＲＢが緊急利下げを決定したことを好感した買い注文が出ているものの、感染拡大が経済に及ぼす影響への警戒感は根強く、多くの市場で売り買いが交錯している」と話しています。
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March 04, 2020 at 10:19AM
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アジア株式市場 売り買い交錯 - NHK NEWS WEB
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